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意外と試されていなかった“関節痛”の解決方法があった!?

2016.10.31

年齢を重ねると感じる膝や腰などの関節の痛み。今回は、そのお悩みの原因の一つと解決方法をご紹介します。

意外と試されていなかった“関節痛”の解決方法があった

約4割が膝などの関節に不調

今回30代~60代の男女に「膝などの関節に不調を感じたことがあるか」を調査したところ、約4割の人が「膝などの関節に不調を感じたことがある」と回答しました。

そのうち、40代までに不調を感じている人が67.6%となり、若い頃から膝などの関節に不調を感じていることが分かりました。【グラフ1】

原因の一つに「コラーゲンの減少」が

では、膝などの関節の痛みは何故起こるのでしょうか。原因はさまざまだといわれていますが、その中の一つに「コラーゲンの減少」があります。

私たちの関節にはスムーズな動きを保つために軟骨成分というものがあります。その代表的な成分の一つがコラーゲンといわれています。コラーゲンは、関節の曲げ伸ばしの際の、衝撃を和らげてくれるクッションの役割をする重要なものの一つです。

ところが、コラーゲンの量は20歳の時と比べて、70歳では何とおよそ3分の1にまで減ってしまうといわれています。【グラフ2】
このコラーゲンの減少が、膝などの関節の痛みを引き起こす原因の一つだったんです。

出典/藤本大三郎編著「老化のメカニズムと制御」(改) ※グラフは20歳のコラーゲン量を「100」としたとき

コラーゲン、意識的に摂取している男性 わずか13.8%

そんな中、日常生活の中でコラーゲンを意識的に摂取しているかたずねたところ、「積極的に意識して摂取している」「時々意識して摂取している」との回答が、女性平均35.7%に対し、男性平均は13.8%となりました。

また、性別世代別で、コラーゲンを意識的に摂取している人が最も少ないのは50代男性の10.7%、次いで60代男性の11.7%となりました。【グラフ3】

女性はどの世代においても意識的に摂取している方が30%以上いますが、男性はいずれの世代においても意識的には摂取していない様子が明らかになっています。

コラーゲンを効果的に摂取する方法

~専門家からのアドバイス 東京家政大学家政学部栄養学科 講師 重村 泰毅 先生~

ここ10年間で、コラーゲンに関する研究が国内外で多く報告されています。それらの研究の中には、関節の状態が改善することを臨床試験で証明し、コラーゲンを3~4カ月間毎日摂取した効果として報告されているものもあります。さらに、我々の研究ではコラーゲンを5g以上摂取すると体内に吸収されやすいことも分かっています。このように、毎日一定量のコラーゲンを摂取することが効果的と考えられます。コラーゲンは食べ物から補うこともできますが、毎日のメニューに取り入れることは容易ではありません。効果的な摂取方法として、コラーゲン成分を抽出した健康食品を上手に活用すると良いでしょう。特に、コラーゲンペプチドという小さい分子の形になっているものを選び、日常的に食事や飲み物と混ぜて一緒に摂ることは習慣化できますし、抽出したコラーゲン成分は、カロリーも気にならないのでおすすめです。

重村 泰毅(シゲムラ ヤスタカ)

近畿大学大学院農学研究科博士課程修了。博士課程修了後、京都府立大学共同研究員としてペプチドの消化吸収についての研究を開始。ヒトの血液へ吸収されるコラーゲン・エラスチンなどのペプチドや、その体調改善に関わるメカニズムの解明について研究を行っている。

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