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100歳大調査

【健康長寿の秘訣】100歳インタビュー(石田タケノさん/105歳)

本を読んで知った数々の健康法を試して運動をすることが生きがい! 効果を実感したものを継続しています。

ココロもカラダも元気な100歳以上の方の声をお届けする「元気な100歳インタビュー」。今回は福岡県福岡市の施設にお住まいの石田タケノさん(105歳)にお話を伺いました。読書が好きという石田さんの長寿の秘訣とは?

 いろいろな健康法を試して、いいものだけを続けています!

100あるスタッフ タケノさんは毎朝何時ごろ起きますか?

タケノさん 私ね、いつも夜中の2時から3時ごろに一度目覚めちゃうんです。それからしばらく眠れないものだから、お裁縫をするんだけど、いつの間にかうとうと眠ってしまって。朝7時に「石田さん、朝よー」って起こされることが多いですね。

100あるスタッフ 朝起きてからはどんなふうに過ごしていますか?

タケノさん 朝食をいただいて、新聞を読みます。新聞はメガネなしで読めるんですよ。そのあと、9時45分から体操をして、疲れているときはベッドに横になります。

100あるスタッフ メガネなしで読めるってすごいですね。新聞はどんな記事を読むんですか?

タケノさん 全体的に読みますが、なかでも本の広告を読むのが好きです。気になる本があったら取り寄せて読むんですよ。

100あるスタッフ どんな内容の本が多いですか?

タケノさん 健康に関する本ですね。本に書いていることは何でも試してみて、効果があると感じたものは続けています。たとえば、私は毎日寝る前に足の指をマッサージします。それぞれの指を右に30回、左に30回ぐるぐる回すんですけど、これをし始めてからというもの、病気をしなくなりました。ほかにも毎日手の指と指の間を押さえるといった指圧をしていますが、これをしていると以前より耳が聞こえてくるようになりました。

100あるスタッフ 健康に関することにお詳しいですね。

タケノさん 戦後、日本に帰ってくるまでは上海に住んでいて、看護師をしていたこともあったんです。もともと薬を使うことが好きではなく、いろんな健康法を試してみて、いいと思ったら続ける感じですね。

 とにかく身体を動かすこと!それが健康の秘訣です。

100あるスタッフ 若い頃はとても働き者だったそうですね。

タケノさん はい。70歳まで区役所で働いていました。片道4kmの道のりを毎日自転車で通っていました。73歳まで働いて欲しいと言われたけれど、子どもから「もうやめといたら?」と言われて退職しました。子どもが5人もいますから、食べさせることに夢中でがむしゃらに働きました。

100あるスタッフ お隣に公園がありますが、行かれることはありますか?

タケノさん 家族が来たときに一緒に散歩に行きますね。普段元気なときは、車椅子を押しながら施設内を200〜300歩数えながら歩いています。今朝は320歩も歩きました!

100あるスタッフ 320歩ですか!すごいですね。それにしても、石田さんのお洋服とても素敵ですね。

タケノさん あら、嬉しい。このお洋服は自分で作ったんですよ。70歳で仕事を辞めた後、72、3歳の頃からお裁縫を始めました。お裁縫をしているときがいちばん楽しいですね。

100あるスタッフ  ほかの入居者の方とはお話されますか?

タケノさん はい。私が知っている健康法を教えてあげたり、手相や人相を見てあげたりしています。私は97歳のときにこの施設に入居し8年が経ちます。今では新しい方が入居されると慣れるまで私の近くの席に座っていただくことも多いんですよ。新しい環境に慣れるのは大変ですし、不安も多いでしょうから、そうした不安を少しでも解消してあげたいと思っています。

100あるスタッフ 最後に、石田さんにとっての健康の秘訣は?

タケノさん とにかく身体を動かすこと。身体を動かしておかないとダメですね。もう60歳だから、70歳だからと諦めてはダメ。やる!という気持ちが大切だと思います。

100あるスタッフ ありがとうございました。これからも様々な健康法を試されたり、運動をされたりしながら、健やかな日々をお過ごしください。

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