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100歳大調査

【調査】「ひざなどの関節の不調」についての調査

各種調査結果

2016.06.30

ひざなどの関節に不調を感じる人のうち、約7割 が40代までに不調を意識

30 代~60 代の男女 824 名に調査をしたところ、「ひざなどの関節に不調 を感じたことがある」人は、その約4割に及びました。またその方々に「いつ頃か ら不調を感じるようになったか」とたずねたところ 40 代までに不調を感じている 人が、67.6%となりました。【グラフ 1】

また、30 代までに不調を意識している人も 40.7%存在し、多数が若い頃 から不調を感じていることが分かりました。骨や筋肉量のピークはおよそ 20 代 ~30 代だといわれています。丈夫な足腰を保つためには早めの対策が必要 です。

梅雨時期に不調を感じている 約 6 割

「不調を感じたことがある」と回答した人のうち、「梅雨時期に不調を強く感 じる」もしくは「梅雨時期に時々不調を感じる」人は、63.4%いることが分かりました。【グラフ 2】

また、世代別にみると 30 代で「梅雨時期に不調を感じる」人が男女ともに多く見受けられ、ひざなどの関節に不調の サインを感じているようです。【グラフ 3】

厚生労働省の調査*1 によると、介護が必要となる主な原因の 1/4 は「運動器の故障」といわれています。運動器は、 骨・関節・筋肉・神経で構成されており、どれか一つが悪くなると体を上手に動かすことができなくなります。ロコモティブシン ドローム(運動器症候群)にならないためにも、ひざなどの関節の不調をそのままにせず対策をとることが大切です。

 

その不調を放っておかないで!介護知らずになるために、早めの対策が肝心

ロコモ美立体操 公認インストラクターからのアドバイス

ロコモは若いからといって、自分に関係ないと考えてはいけません。若いときから対策をとるべきです。

 

梅雨時期に室内でできるひざ痛対策には『3つの S』!

ひざ痛原因を改善する『3つのS』の効果とは?

→ ひざ関節を単独で使うことの改善 = ひざ関節と一緒に「背骨」「股関節」を使う習慣を。

→ 内股(X脚)&がに股(O脚)を改善 = 股関節を柔軟に使えるようにする。

『3 つのS』

① スクワット(足腰強化)
動きのポイント
・ ゆっくり腰をおろすようなイメージで股関節とひざを曲げる。
・ ひざ&足の人差し指(つま先)は同じ方向を向ける。

② ストレッチ(股関節)
動きのポイント
・ 股関節を中心に背骨周りもセットで伸ばす。
・ 床に座り、両足の裏を合わせて股関節を広げ、骨盤から 前に倒す。できる方は肘まで床につける。

③ スパインエクササイズ(背骨ほぐし)
動きのポイント
・ 手や足を動かす時は「背骨から」と意識する。
・ うつぶせでひざを少し離し足裏を天井に向けた状態で ひざを直角に曲げ、ゆっくりと足を左右に倒す。

 

大矢満洋(おおやみつひろ)

ロコモ美立体操(★1)の公認インストラクタ ー。指導歴 20 年。都内スポーツクラブにて、 インストラクターとして日々、お子さまからお年 寄りまで元気なカラダづくりを指導。

★1「ロコモ美立体操」は、ロコモ体操の第一人者 渡會公治先生(三宿病院整形外科医師/社団 法人美立健康協会代表)が考案。ロコモ予防の ために、「美しく立つ・美しく歩く・上手に体を使う」を 目指した体操。

 

『3つの S』を取り入れた「100 ある体操」

キューサイ 100 歳まで楽しく歩こう課がオリジナルで開発した「100 ある体操」には、ひざ痛対策『3 つの S』が取り入 れられています。部屋、オフィスでも楽しく簡単に始められる体操なので動きのポイントを意識しながら実践してみてく ださい。音源・体操の解説書は無料でダウンロードできます。

「100 ある体操」(一部抜粋)

 


<調査概要>
・ 調査時期:2016 年 6 月 13 日(月)~6 月 14 日(火)
・ 調査地域:全国
・ 調査方法:インターネットリサーチ
・ 調査主体:キューサイ株式会社「100 歳まで楽しく歩こう課」
・ 調査対象:30 代~60 代の男女 ・ サンプル数:824 サンプル

 

*1 厚生労働省「平成 25 年国民生活基礎調査の概況」
統計表 P49 第 14 表「要介護度別にみた介護が必要となった主な原因の構成割合」から抜粋
 (内訳) 骨折・転倒:11.8% 関節疾患:10.9% 脊髄損傷:2.3% 計 25.0%