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100歳大調査

【健康長寿の秘訣】100歳インタビュー(角田シモさん/103歳)

食生活が一番大事!好き嫌いなく食べて今も病気知らずです。

ココロもカラダも元気な100歳以上の方の声をお届けする「元気な100歳インタビュー」。今回は栃木県にお住まいの角田シモさん(103歳)を訪ね、100歳を超えた今もなんでも好き嫌いなく食べるという長寿の秘訣をお聞きしました。

*ご年齢は取材時のものです

娘婿手作りの『にんにくと玉ねぎのジャム』が元気の源

取材日の約1カ月後には104歳の誕生日を迎える角田シモさんは一人暮らし。ホームヘルパーさんに入ってもらいつつ、週に1回デイサービス、週に3日ショートステイに通い、朝晩は娘さん夫婦がお世話に来ているそうです。

シモさんの娘さんは80歳近い年齢でありながら、現役の美容師として活躍中。娘さんの旦那さんがシモさんの朝夕のごはんを作る担当をされています。「朝は8時くらいに起きます。朝ごはんは料理家・村上祥子さん考案の健康メニュー、『にんにくと玉ねぎのジャム』をおかゆと一緒に毎日食べます。あとはバナナをまるごと一本」。『にんにくと玉ねぎのジャム』は娘さんの旦那さんの手作り。娘さんの旦那さんとシモさんは大の仲良しで、楽しげに会話されている様子は実の親子のような仲睦まじさを感じさせます。

「肉も魚も大好き。缶詰のいわしをおかゆに混ぜたものもお気に入りです。好き嫌いなく何でも食べますね」。

「願いと思いを良くしなさい」がモットー

若い頃は家に一日中じっとしていることがなかったというシモさんは、33歳のときに旦那さんと死別。お米の仲買の仕事などをしてお子さんを女手一人で育て、激動の人生を乗り越えてきました。

「力仕事が難しくなった50代からは、10年ほど保険外交員をしていました。3つの駅のエリアを担当して、各駅に自転車を置いて飛び回っていたんですよ」。

退職してからは、娘さんの美容室を手伝い、話上手で”看板おばあちゃん”としてお客様から人気を集めました。「80歳を過ぎても体を動かしていましたし、88歳を過ぎたころから近所の人を呼んで雑談や茶のみを楽しんだり、仲間と手芸や詩吟をたしなんだり。とにかく行動派でしたね」。

 「家族にはずっと『願いと思いを良くしなさい』と言ってきました。良い願いと良い考えを持っていれば幸せになれるということですね」。

 “日本酒が大好き”、‟友達と花札をするのが楽しみ”、‟毎日のようにパチンコに行っていた”などなど、豪快なエピソードが次々出てくるシモさん。今も薬は一切飲んでおらず、病気知らず。

こんな風に100歳まで健康を保つ秘訣はどこにあるのでしょうか。

現在、70歳の方に向けてアドバイスをお願いしました。

「食生活が一番大事!次に健康維持のための検診を定期的に。あとは、とにかく歩くこと、多くの人と会話すること、できることは何でもやることです」。

 貴重なお話をありがとうございました。これからも笑顔でお過ごしください。

<ご家族からひと言>

昔から体が強く、今も食欲旺盛で本当にありがたいことです。若い頃苦労した分、人生後半は自由に楽しんでいると思います。これからものびのびと過ごしてほしいですね。

<ご家族からひと言>

昔から体が強く、今も食欲旺盛で本当にありがたいことです。若い頃苦労した分、人生後半は自由に楽しんでいると思います。これからものびのびと過ごしてほしいですね。

<編集後記>

和やかな雰囲気の中での取材で、シモさんが娘さん夫婦をはじめ、親族の皆さん、まわりの皆さんにとても大切にされている様子が伝わってきます。シモさんが笑うとみんな笑顔になるのが印象的で、素敵な気持ちをたくさんいただきました。

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