健康コラム
季節の変わり目に!ヨガでリラックス&健やかなカラダづくりを
2018.09.18
9月は季節の変わり目。酷暑からは解放されたものの、夏の疲れが蓄積されているうえに、気温の変化が重なり知らないうちにストレスが溜まったり、体調を崩したりしやすい時季といえます。
そこで今回は、筋トレや有酸素運動の要素もあり、リラックス効果のあるヨガのポーズをご紹介します。
ダイエットだけじゃない!ヨガの効果とは
ダイエット効果が期待できると人気になり、日本でもすっかり定着したヨガ。
ヨガには「ポーズ」、「呼吸」、「瞑想」の3つの要素があり、中でも「ポーズ」は、筋トレ効果やリラックス効果だけでなく、体のゆがみを矯正して柔軟性を高めたり、血流を良くして体内の老廃物を外に出したりする効果があるそうです。
ポーズができるようになればおうちでも手軽に効果を得ることができますので、ぜひトライしてみましょう。
「らくだのポーズ」で血流を良くして肩こり・腰痛を改善
今回ご紹介するのは「らくだのポーズ」。サンスクリット語で「ウシュトラーサナ」と呼ばれるものです。
「らくだのポーズ」は、血行促進や冷え性の改善が期待できるほか、肩甲骨を寄せる動きがあるため、肩こりや腰痛、猫背の改善、背中の引き締めに効果があるといわれています。
また、体幹を強くしたり、内臓の働きを整えたりする効果もあるとされています。
らくだのポーズ
①両膝を腰幅に開いて膝立ちの姿勢をとり、両手を腰に当てる。
②息を吸いながら胸を開くようにして少しずつ腰を伸ばし、上体を反らせていく。
③片手ずつ左右のかかとをつかむ。余力があれば胸を上に、お腹を前に出して、この姿勢を30秒〜1分キープ。
無理なく効果的に行うためのポイントは?
「挑戦してみたけど、なかなかうまくいかない」という方は、以下の2点を意識して再度トライしてみましょう。
◎腰をそらすというよりお腹を前に出す感覚で
◎首周りの力を抜く
体がかたい方や、腰痛がある方については、事前にストレッチなどでウォーミングアップをし、できる角度から始めることをおすすめします。
血流が良くなるポーズなので高血圧の方もけっして無理をせず、体を徐々に慣らしていくようにしましょう。
ヨガに限らず適度な運動は抗酸化物質のはたらきを高め、酸化を抑えるといわれています。また、免疫細胞であるNK細胞の活性が高まり、免疫力を高めるのにも役立ちます。まずは1日10分程度の軽めの運動からスタートしてみましょう。
できるタイミングで続けて、健やかなカラダづくりを行ってくださいね。