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健康コラム

関節痛にはコラーゲンが良いことが研究で実証!おすすめは、分子量の小さい「低分子コラーゲン」

カラダ

2018.12.28

 これまで、関節痛の解決方法としてコラーゲンの摂取が良いことコラーゲンが関節痛に効くメカニズムなどをお伝えしてきました。

 しかし、「関節痛にはコラーゲンが良いとは聞くけど、本当に効果があるの?」と疑問に感じている方は多いのではないでしょうか。

 今回は、2013年にキューサイが実証した、コラーゲンの関節痛に対する効果についてお伝えします。

 また、コラーゲンの中でも、吸収されやすいコラーゲンと吸収されにくいコラーゲンがあるため、その違いについても解説いたします。

関節痛に対するコラーゲンの効果が研究で明らかに!

 キューサイでは京都府立大学、大阪市立大学の協力を得て、コラーゲンペプチドを含む食品がひざ関節痛を持つ方に与える効果についての共同研究を行いました。
 対象は、ひざ関節痛を持つ40歳から78歳までの男女29名。16週間にわたり、15名の方に「コラーゲンペプチドを含む食品(被験食品群)」を、14名の方に「同成分を含有しないプラセボ食品(プラセボ群)」を摂取していただいて調査したところ、以下のことが明らかになったのです。

 コラーゲンペプチドを含む食品を摂取した方は、同成分を含有しないプラセボ食品(プラセボ群)を摂取した方と比較して、ひざの屈曲角度のスコアが上昇し、改善していることが分かりました。

 また、コラーゲンペプチドを含む食品を摂取した方は、同成分を含有しないプラセボ食品(プラセボ群)を摂取した方と比較して、痛みの自覚症状も改善していることが分かりました。

 さらに、炎症に及ぼす効果についての血液検査を実施したところ、コラーゲンペプチドを含む食品を摂取した方は、同成分を含有しないプラセボ食品(プラセボ群)を摂取した方と比較して、改善していることが分かりました。

※炎症性サイトカインとは:免疫システムの細胞から分泌されるタンパク質。生体内における様々な炎症症状を引き起こす原因因子。IL-17A は炎症性サイトカインの合成・生成を誘導します。

 この研究により、コラーゲンペプチドを含む食品は、ひざ関節痛を持つ方の炎症を抑えることによってその痛みをやわらげ、ひざの屈曲角度(曲げることのできる角度)を改善する可能性があることが分かりました。

★詳しい研究内容についてはこちら

「低分子コラーゲン」が良い理由とは

 ここまでコラーゲンの関節痛に対する効果についてお伝えしてきましたが、コラーゲンなら何でも良いというわけではありません。

 コラーゲンは、もともと分子量が大きいため体に吸収されにくいといわれています。そこで、サプリメントなどでコラーゲンを摂取する際には、体に吸収されやすいようコラーゲンを小さく分解した「低分子コラーゲン」を配合したサプリメントを選ぶことがポイントです。

 今回、コラーゲンは関節痛を改善する効果があること、通常のコラーゲンは体に吸収されにくいため、低分子コラーゲンを選んだ方が良いことの2点をご理解いただけたことと思います。

 ここまで5回にわたり、コラーゲンについて解説してきましたが、他にもひざなどの関節に良いと言われている成分があることをご存知ですか?次回は、それらの成分についてお伝えします。

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