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健康コラム

夏の汗でカルシウム不足に?ケールをプラスして夏を元気に乗り切ろう!

2019.08.21

失われるのは水分だけじゃない。汗で失われるカルシウムにご注意

残暑厳しいこの時季、外を歩いたり少し運動するだけでも、汗が吹き出てくる季節ですね。熱中症予防にこまめな水分補給を心がけている方も多いことでしょう。

実は、この汗とともにカラダからカルシウムも失われていることをご存知でしょうか。夏には、1時間運動をすると約1リットルの汗をかき、それとともに約40mgのカルシウムが失われるといわれています。そのため、よく汗をかく夏場はカルシウム不足になりがちです。カルシウムは歯や骨を形成するだけでなくカラダ全体に関わる大切なミネラルなので、意識して補給する必要があるのです。

 

健康維持に欠かせないのに、日本人はカルシウム不足

日本人は日ごろからカルシウムの摂取量が不足しているため、汗で失われるカルシウムに十分注意する必要があります。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、健康維持のために必要となるカルシウム摂取量(推奨量)が定められていますが、「平成29年 国民健康・栄養調査」によれば、20歳以上の日本人は全ての年代において、この推奨量に達していません。

体内のカルシウムは、その99%が骨や歯の中にありますが、残りの1%は血液や細胞等に存在し、脳神経の興奮を抑えるなどカラダに大切な働きをしています。しかし、血中のカルシウム不足が続くと、骨からカルシウムが溶け出してしまい、これが特に女性が不安視する骨粗しょう症にもつながってしまうのです。そのため、日頃から食事などで積極的にカルシウムを摂ることが大切です。

 

カルシウムを摂るなら野菜もおすすめ!含有量・吸収率に注目!

カルシウムといえば乳製品というイメージがありますが、実は野菜からも十分に摂取ですることができます。中でもおすすめなのがスーパーフードとして注目されているケールです。ケールの葉1枚(約200g)には、牛乳約1カップと4/5カップ分と、たっぷりのカルシウムが含まれているのです(※)。

また、ケールのカルシウム吸収率は牛乳の約1.27倍と、効率の良さもメリットです。加齢とともにカルシウムの吸収率は低下するともいわれていますが、ケールは年齢に関わらず効率的にカルシウムを摂取することができるため、年齢を重ねた方にもぜひ摂取していただきたい野菜です。

さらに、魚類やきのこ類を一緒に食べると、カルシウムの吸収率を高めるビタミンDが摂取でき効率がアップしますよ。

毎日の食生活にケールをプラスして、効率よくカルシウムを摂取しましょう。

 

※ベターホーム協会 ベターホームの食品成分表 日本食品標準成分表2015年版(七訂)より算出

 

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