健康コラム
免疫力アップで感染症予防!
2019.12.18
感染症になりやすいのは、免疫力低下のせい?
今年は例年よりも早く、インフルエンザの流行シーズンに入りました。インフルエンザだけでなく、風邪などで体調を崩されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
年々、体調を崩しやすくなった…という方は、もしかしたら免疫力の低下が原因かもしれません。
免疫とは細菌やウイルスなどの外敵から、私たちのからだを守る防御システムのことです。しかし、20代をピークに免疫力は次第に低下し、感染症などの病気にかかりやすくなってしまいます。感染症を防ぐためには、予防接種や手洗いだけでなく、免疫力をあげることが大切です。忙しい年末年始を前に、さっそく対策を始めましょう!
腸内環境を改善して免疫力アップ!
免疫機能は、腸に生息している腸内細菌と密接に関係しています。そのため、腸内環境を整えることは免疫力アップにとても重要です。
腸内細菌には善玉菌と悪玉菌、そのどちらでもない中間の菌(日和見菌)と、大きく分けて3グループで構成されていますが、健康的な腸内環境は、善玉菌が優勢、その他の菌が劣勢である状態です。善玉菌をどんどん増やしていきたいところですが、実は、善玉菌は体内に長期間とどめておくことはできないとされています。そのため、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を含む食品を毎日摂取することが大切です。また、善玉菌を増やすためには、善玉菌のエサとなる、オリゴ糖や食物繊維を含む食品を積極的に摂るようにしましょう。
【善玉菌を多く含む食品】
ヨーグルト、乳酸菌飲料、納豆、漬物 など
【食物繊維を多く含む食品】
そば、しらたき、さつまいも、切り干し大根、かぼちゃ、ごぼう、たけのこ、ブロッコリー など
【オリゴ糖を多く含む食品】
大豆、玉ねぎ、ごぼう、バナナ など