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健康コラム

健康な血管のために!どんな食べ物が良い?

2019.12.26

脳梗塞や心筋梗塞の原因、血栓と食事の関係

年の瀬も押し迫ってまいりましたが、みなさん体調を崩されてはいませんか?
前回のコラムでは、血管を健康に保つための運動として「かかと体操」をおすすめしましたが、今回は「食事」に焦点をあててご紹介します。
特に現代人は、血液中にコレステロールや中性脂肪が多く、脳梗塞や心筋梗塞などの原因となる血栓ができやすいといわれています。そこで、血栓対策のために、積極的に摂っていただきたい食材や、血管ケアの方法をご紹介していきます。

 

冬こそ、食生活の改善で血栓を防ぐ!

血管で起こる病気が増える冬ですが、寒くて運動もおっくうになってしまいますよね。屋内でできる運動もおすすめですが、こんな季節には、まずは毎日の食事を見直してみましょう。

1つ目のポイントは、「不飽和脂肪酸」を多く含む油を選ぶことです。血液中のLDLコレステロール値が高くなると動脈硬化を促進させる原因となりますが、その値に影響を与える原因の一つが「飽和脂肪酸」の摂りすぎです。バターやラードなど、冷蔵庫の中で固まる油脂は「飽和脂肪酸」を多く含む場合が多いため、摂りすぎには注意しましょう。その替わりに「不飽和脂肪酸」を多く含む魚油やあまに油、なたね油などの液体の油脂に置き換えるのがおすすめです。
2つ目は、血液をサラサラにしてくれる食材を摂ることです。DHAやEPAを多く含むアジやイワシなどの青魚、ナットウキナーゼを含む納豆、ビタミンやミネラルを多く含む野菜を積極的に摂りましょう。毎日摂ることが難しい場合は、これらの栄養素が手軽に摂れるサプリメントの利用もおすすめですよ。

 
 

コップ一杯の水で「かくれ脱水」を防ぐ!

その他にも、手軽にできる血管ケアがあります。それは、水分補給です。冬は喉の渇きを感じにくかったり、寒くてトイレに行くのがおっくうといった理由から水分補給をおろそかにしがちです。さらに、空気の乾燥により、気づかないうちにからだから水分が奪われて「かくれ脱水」になりやすい季節です。そうなると、血液の濃度が高くドロドロの状態になるので、血栓ができやすくなってしまいます。
「かくれ脱水」を防ぐためには、日中のこまめな水分補給はもちろん、加湿器などで部屋の加湿を行いましょう。また、のどが乾きやすい入浴後や起床後の水分補給に加え、睡眠中もからだの水分が失われるため、寝る前にコップ一杯の水分補給を習慣づけましょう。

 

脳梗塞や心筋梗塞は、直前まで症状がほとんど現れないため、普段の生活の中で血栓をつくらないように心がけることが大切です。年末年始のイベントごとも多くなる季節ですので、食生活の見直しをして、血管を健康に保ちましょう。

 

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