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100歳大調査

【健康長寿の秘訣】100歳インタビュー(野呂健吉さん/100歳)

弓道を通して心身ともに健康に!今も週に2回道場に通っています

ココロもカラダも元気な100歳以上の方の声をお届けする「元気な100歳インタビュー」。今回は北海道にお住まいの野呂健吉さん(100歳)にお話を伺いました。今なお、弓道の道場に通っているという健吉さんの長寿の秘訣とは!?

毎日のスケジュールを組んで、充実した日々を過ごしています!

100あるスタッフ 健吉さんは、一人暮らしなんですね。

健吉さん 同じ建物に息子家族が住んでいるけど、基本的には一人ですね。毎日の朝食や週末の食事は自分で作ることも多いんですよ。

100あるスタッフ お料理は得意だったんですか?

健吉さん いやいや。若い頃は母が作ってくれていたし、結婚してからは妻が作ってくれていたから、作ったことはなかったんですよ。92歳のときに妻が他界して。これは困った!自分で作らなくちゃならんと、料理をするようになったんですよ。

100あるスタッフ 同居は考えられなかったんですか?

健吉さん そんな話もあったけど、何十年も一緒に住んでいなかったから、今さら難しいと思って。今は便利な世の中だから、レトルト食品やカット野菜なども使って、なんとかやっていますよ。週に2回はデイサービスに行ってお昼ご飯はそこで食べるし、平日の夜ご飯はお弁当をお願いしています。

100あるスタッフ デイサービスではどんなことをされていますか?

健吉さん お風呂に入ったり、体操をしたり。4年前から書道を始めました。時々、詩吟を聞いたりもしています。家に送ってもらう前にマッサージ機でマッサージをすることも多いですね。

100あるスタッフ ほかの日はどんなことをして過ごしているのでしょうか。

健吉さん 火曜と金曜は弓道の道場に通っています。以前は毎日通っていたんですけどね。数年前に入院して体力がちょっと落ちてしまったので、週に2回に減らしました。

100あるスタッフ 道場まではどうやって行かれているんですか?

健吉さん 送ってもらうか、タクシーですね。99歳まで自分で運転して行っていたんだけど、入院した後に車を手放すことにしました。愛妻との別れと同じくらい、涙を流して車との別れを惜しみましたよ。今年4月が免許の更新だったので高齢者を対象にしたテストを受けたところ、「まだまだ大丈夫。どんどん乗ってください」って言われたから、車を買おうかなとも思ったのですが、家族から心配されて。免許を持っているから乗りたくなるんだと思って、思い切って免許を返納しました。

100あるスタッフ そうでしたか。それにしても、毎日お忙しいですね。

健吉さん そうですね。忙しくしていないと、家にこもってテレビばかり見ちゃうから。退屈だし、体も弱ってしまうでしょ。退屈しないようにスケジュールを組んでいます。水曜日は掃除の方が来てくれるし、土曜日・日曜日はあいているけれど、弓道の大会が入ることもあって。あけておかないといけないんですよ。

 

心身ともに鍛えられる弓道を続けることが元気の秘訣!

100あるスタッフ 弓道はいつ頃からされているんですか?

健吉さん 12歳からしています。私は4人兄弟で、上の2人が弓道をしていました。私は尋常小学校のとき卓球の選手でね。3歳からやっていて、いいところまでいっていました。高等小学校に進んだら卓球部に入ろうと思っていたんだけど、「卓球をしていても日本一になれない」と言われてね。弓道をすることになりました。ところが、私と一緒にやっていた同級生が卓球で日本一になったんですよ。私も卓球を続けていたら、いいところまでいったんじゃないかと思いますね。

100あるスタッフ 弓道ではどんな成績を残されてきたのでしょうか。

健吉さん 北海道の大会で優勝したり、国体に出場したりしていました。勉強よりも弓道の方で成績を残しました(笑)。

100あるスタッフ それは凄いですね。それからずっと弓道を続けてこられたのでしょうか。

健吉さん 戦争などもあって、しばらくやめていましたが、仕事も落ち着いてきた40代半ばで再び弓道を始めました。当時は2段でしたが、その後4段に飛び級して順調に昇段していきました。10年の間で範士になり、2年前には9段になりました。

100あるスタッフ 健吉さんにとって弓道の魅力はどんなところですか?

健吉さん ひと言では申し上げられないくらい楽しいものですよ。全身を使いますし、精神面も鍛えられます。範士になってからは国内外へ教えに行くこともありました。これまでやってきたことを文章にまとめていて、ある人に見せたら「これは本になる!」と言われて。昨年、書きためたものをまとめて本にしました。精神面、身体面の両方のことを書いていて、これを読んだら黙っていても昇段すると思うことを書いています。

100あるスタッフ 指導する時に心がけていることはありますか?

健吉さん こうしろ、ああしろと自分のやってきたことを教えるのではなく、自分で気づけるようにヒントだけを与えるようにしています。自分で気づくとその後の成長が早いです。どんどん昇段していき、私の教え子も7段になっています。やっぱり教え子が成長してくのは嬉しいですね。

100あるスタッフ そんな健吉さんにとって、元気でいる秘訣とはなんだと思いますか?

健吉さん 弓道をやっていると、毎日おいしく食事を食べることができます。いろんな悩みが出てくるけれど、弓道をやっているときは悩むことはありません。弓道は心も体も健康になるスポーツ。だから、入院して弓道ができなかった間は困りましたね。病室でトレーニングをしようと思ったら、無理に体を動かしてはダメと止められて。体重も一気に落ちてしまいました。今は弓道を再開できたので、元気になってきましたよ。

100あるスタッフ それはよかったです!これからも元気に弓道を続けられてください。ありがとうございました。

 

<編集後記>

弓道のトレーニング用に自身で作られた器具を見せていただき、実際に使われている様子も披露してくださいました。真剣な眼差しやゴムを引くときの静寂な空気に、私たちの背筋もスッと伸びました。健吉さんのお話を聞いて、弓道をしてみたくなりました。これからも心身ともに健康にお過ごしください。

 

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