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100歳大調査

【健康長寿の秘訣】100歳インタビュー(小山シゲノさん/101歳)

周りに感謝しながら、前向きな気持ちでいることが、長生きの秘訣!

ココロもカラダも元気な100歳以上の方の声をお届けする「元気な100歳インタビュー」。今回は奈良県にお住まいの小山シゲノさん(101歳)にお話を伺いました。週2回、グループホームに通うのが楽しみ!と話す小山さんに、長生きの秘訣をお聞きしました。

  折り紙を折るのが大好き。難しいものも作り方を全部覚えています。

100あるスタッフ わぁ、その折り紙作品、すごく素敵ですね。

シゲノさん ありがとうございます。こうやっていろいろ作ってプレゼントするのが好きなんですよ  

100あるスタッフ 折り紙はいつ頃始められたんですか?

シゲノさん グループホームに行き始めてからですから、2、3年前ですかね。

100あるスタッフ え、まだそれくらいしか経ってないなんてすごいですね。ところで、グループホームに通うのが、とても楽しみなんですって?

シゲノさん はい。週に2回迎えに来てもらっています。向こうにはたくさんお友達がいて、塗り絵をしたり、間違い探しなどのゲームをしたり、あとはずっと他愛もない話をしていますね。お昼ごはんを食べたあとは、みんなで(施設内の)喫茶店に行くんですよ。そこでもずっとおしゃべりしていますね。

100あるスタッフ それは楽しそうですね。お家ではどんなことをされているんですか?

シゲノさん ほとんど昼寝もせず、時間があれば折り紙を折っています。以前は本を読むことが大好きでした。最近は視力が落ちてしまってあまりできていませんが、薬師寺の管主だった高田好胤さんの作品は繰り返し、何度も読みましたよ。

100あるスタッフ 薬師寺といえば奈良ですものね。シゲノさんは今でも杖があれば歩けるそうですけど、足腰が強いのはなぜだと思われますか? 

シゲノさん なんでしょうねぇ。75歳くらいまではゲートボールをしていましたし、近くの競輪場の食堂で働いてもいました。そして、80歳を過ぎるころまでは田んぼや畑での仕事をしていましたね。身体を動かすことが好きでしたので、それがよかったのかもしれません。

 1年前に寝たきりになったものの、驚異の回復力で半年後には歩けるように!

100あるスタッフ 少し前に体調を崩されたと伺いましたが。

シゲノさん そうなんです。100歳のお祝いをしてもらったあとに調子を崩してしまって。実は半年ほど寝たきりの状態だったんです。

 100あるスタッフ そうなんですか? 今のシゲノさんからは想像できませんね。

シゲノさん 家族に迷惑をかけたくないと思って、自発的にリハビリに励みました。自分でトイレに行けるようにもなりましたし、つい最近、娘と郡山城を見に行ったばかり。歩けるようになって本当によかったです。

100あるスタッフ 前向きな気持ち、本当に素晴らしいですね。最後に、シゲノさんの長生きの秘訣を教えてください。

シゲノさん これといって秘訣といえるものはありませんが、よく働くことと、前向きな気持ちを持ち続けることでしょうか。私は周りの環境に恵まれていると感じています。これまでの人生でいろんな苦労もしてきたけれど、今が楽しいからそれでいいんじゃないかなって思いますよ。

100あるスタッフ ありがとうございます。これからも明るく元気なシゲノさんでいてください。

<ご家族からひと言>

100歳のお祝いのあとに寝たきりになったときは心配しましたが、驚異の回復力でここまで元気になって、本当によかったと思っています。いつも明るく元気にしてくれているのでうれしい限り。これからもまだまだ長生きしてほしいです。

<編集後記>

取材後、100あるスタッフはシゲノさんから「奈良といえば!」の鹿の折り方を教えてもらいました。折り紙を2枚使用する難易度の高い作品ですが、シゲノさんは作り方を全て記憶されていて、すいすいと折られていました。一方、100あるスタッフはシゲノさんのスピードについていくことができず、何度も質問したり手伝ってもらったりしながらようやく完成。シゲノさんの集中力や記憶力の高さに感心させられっぱなしでした。

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