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健康コラム

おしゃべりは楽しいだけじゃない! 人と「会話」することの健康効果とは?

交流

2018.11.12

過ごしやすく紅葉の季節でもある秋は、ご家族や仲間とピクニックに行ったり、小旅行に出かけたりするのにぴったりのシーズン。親しい人や気の合う人とおしゃべりしながら過ごす時間は、何ものにも変えがたい時間ですね。

そこで今回は、人との会話がもたらす2つの健康効果をご紹介します。

人と会話することで脳トレができる!

人と会話をすることの第一の効果は「脳の活性化」です。

会話をするときの一連の流れをイメージしてみましょう。しゃべる、相手を見る、話を聞く、内容を理解する、適切な反応を考える、記憶する…。

会話をしている間中、この作業が繰り返し行われ、しかも内容は刻々と変化するため、脳は膨大な量の情報処理を継続して行うことになります。また、舌や口を動かすために前頭葉の「運動野」が、人の話を聞くことになるので側頭葉の「聴覚野」が、さらに記憶に関わる海馬も働くなど、脳のネットワークが活発に働き、広範囲で脳が活性化されます。

このように、誰かと会話をすることは脳のトレーニングにもなるのです。

人との会話はストレス解消にも効果的!

もう一つの効果は、健康の敵である「ストレス」の解消です。
「イヤなことがあっても人に話したらスッキリした」という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

誰かに何かを伝えようとして話す時、事柄を整理しながら話をします。話をすることで、自分の中で漠然とした不安やイライラを改めて振り返り、整理することができるのです。また、今どんなストレスに晒されているのか、何が原因なのか、どうしたいのかを把握し、解決の糸口が見つかったり、ストレスと感じていたことがたいしたことではないと気付いたりして、ストレスが解消・軽減していくのです。
 

仕事の会話より雑談、顔を合わせて多人数でするのがおすすめ!

よりよい健康効果のためには、連絡や報告がメインとなる仕事上の会話よりも、新たな発見や変化に富んだ雑談やプライベートの会話の方がおすすめです。自由にやりとりをすることや、「どんな話題にしようか」と考えることは脳に良い刺激を与えます。

また、顔と顔、目と目を合わせて「視覚」を刺激しながら会話をすることもポイントです。

脳のトレーニングになって、ストレス解消でスッキリ!普段の何気ない会話にもこのような健康効果があるとはうれしい限りですね。「話すのが苦手」という方は、ご家族や職場の方など身近な方との会話を増やしてみたり、一緒に出かける機会をつくったりしてみることから始めてはいかがでしょう。

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