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健康コラム

冬のコリは慢性化しやすい!? ヨガの「鷲のポーズ」で改善しましょう!

2018.10.30

冬のコリは慢性化しやすい!? ヨガの「鷲のポーズ」で改善しましょう!

寒い時季の「コリ」が慢性化しやすい理由とは?

秋も中盤となりました。耳をすませば冬の足音。コートやブーツ、マフラーや手袋など、そろそろ冬の支度を始めたいシーズンですね。

寒くなってくると肩がこりやすい、あるいは肩こりがひどくなってなかなか治らない、と感じている方は多いのではないでしょうか?

気温が下がると、人の体は体温を一定に保とうとするため、体内の熱を逃がさないように血管が収縮します。すると血のめぐりが悪くなって血行不良になりやすくなります。また、寒さで体を丸めたり、長時間同じ姿勢でいたり、運動不足になったりすることも血行不良の原因となります。

血行不良になると、栄養分がめぐりにくいだけでなく老廃物も排出されにくくなります。すると老廃物がたまってしまい、たまった部分がコリとなるのです。さらに、コリが進むと痛みが起こり、痛みから守ろうとしてさらに血管は収縮する…。このように冬場のコリは負のスパイラルに陥りやすく、慢性化しやすいといえるのです。

ちょっとしたタイミングでできる!「鷲のポーズ」でスッキリ!

コリを 改善、予防するためには、血流を促して血行を良くすることが大切です。

そこで今回はヨガの「鷲(わし)のポーズ」をご紹介します。本来は立ってバランスをとりながら行うポーズですが、今回ご紹介するのは上半身だけで行う、よりお手軽な方法です。座ったままでも行うことができ、肩甲骨の筋肉をほぐして肩や首のまわりの血流を良くする効果があります。

 

ヨガの「鷲のポーズ」

1. 両腕 を床と平行になるように、まっすぐ前に伸ばす
2. ひじを上へ直角に曲げ、手のひらが内側を向くようにする
3. 右手を左手の下からからめてクロスさせ、両手の甲を合わせる。この時、できるだけひじを上げ、指を天井の方へ伸ばす
4. 3の状態を15~30秒キープする
5. 反対側も同じように行う

左右の肩甲骨をグーッと広げるのがコツ。座ったままで簡単にできるので、仕事や家事の合間やテレビを見ながらなど、ぜひトライしてみてくださいね。

体を温め、冷やさないことを習慣にしましょう

コリの原因ともなる血行不良を起こさないようにするためには、とにかく体が冷えないようにすることが重要です。部屋をエアコンなどで効率よく暖めて冷えない環境をつくり、外に出るときは防寒対策をしっかりしましょう。薄いインナーでも重ね着をすると意外に保温の効果が増すのでおすすめです。

また、日頃から運動不足にならないようにすることも大切です。とくにデスクワークなどで同じ姿勢を長時間続けることが多い方は、今回ご紹介した「鷲のポーズ」やストレッチなど、筋肉をほぐす運動を積極的に取り入れてくださいね。
 

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