健康コラム
便通のお悩みの実態が明らかに!「便通に関する意識調査」の結果を大公開!
2018.08.30
「便通に関する意識調査」の結果を大公開!
第10回となる今回は、キューサイが実施した「便通に関する意識調査」の結果をご紹介します。調査実施期間は2018年1月27日〜1月29日、便秘傾向の20代〜60代の女性を対象に、各世代103名、合計515名の方々に実施した調査結果を集計しています。
排便の頻度は「3日に1度」が40.0%、3日以上我慢できる人が79.8%
厚生労働省の健康情報サイト(e-ヘルスネット)によると、便秘とは「便中の水分が乏しく硬くなる、もしくは便の通り道である腸管が狭くなり排便が困難またはまれな状態」であり、「毎日排便があっても便が硬くて量が少なく残便感がある場合や、排便に苦痛を伴う場合」も含むとされており、「◯日排便していないから便秘」という説明はありません。
そうはいっても、便通に悩む方にとって「排便の頻度」はもっとも気になることの一つ。まずは排便の頻度についてみてみましょう。
調査結果によると、便秘傾向にある方の排便の頻度は「3日に1度」と答えた方が一番多く40.0%。さらにそれより少ないと回答した方が合計19.6%という結果でした。
では、対象者のみなさんは排便のない状態にどれくらいの期間我慢しているのでしょうか。
「3日程度」と答えた方が最多で33.6%、4日以上我慢できると答えた方が合計46.2%。なんと約8割の方が3日程度あるいはそれ以上の日数分の食事を”お腹に溜め込んでいる”という衝撃的な結果となりました。
さらに「いつ頃から便通に悩むようになりましたか?という質問に対しては、55.1%の方が「10年以上悩んでいる」と回答しています。(詳細は第7回をご覧ください)
効果を感じた対策は「食事」と「マッサージ」、食事の中ではヨーグルト・乳酸菌が効果の高い傾向に
では、便秘傾向の方はどのような対策をしているのでしょうか。
便通改善のために試したことのあるものは「食事」が最多で72.4%。以下、「マッサージ」、「運動」、「薬の摂取」という結果になりました。
そこで、試したことが最も多かった「食事」について、試したことがある食品を尋ねてみました。
試したことがある食品は、第1位がヨーグルト、第2位が乳酸菌製品となり、他には野菜や納豆、野菜ジュース、乳製品、海藻類などが挙がりました。中でも、ヨーグルトと乳酸菌製品は、約半数の方が「効果をとても感じた」「効果をまあ感じた」と返答し、他の食品より比較的高い結果となりました。
ほとんどの方が乳酸菌について「腸内環境を整える」と認識している
便通改善のために多くの方が試したことのあるヨーグルト・乳酸菌製品ですが、「乳酸菌」のイメージについての認識はどうでしょうか。
93.8%の方が「腸内環境を整える」、53.6%の方が「便通の改善によい」というイメージを持っていることが分かりました。
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